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Awashima Heart Project 2024 ~粟島の海洋ごみをゼロに~

2024年06月05日~

アニエス・トゥルブレが創設したタラ オセアン財団の日本支部 タラ オセアン ジャパンは、香川県三豊市と協定を結び、次世代を担う子どもたちに向けた海洋環境教育を推進しています。

アウトドア製品の販売を行う コールマン がその活動に賛同くださり、コールマン、タラ オセアン ジャパン、アニエスベー の3社にて、三豊市の瀬戸内海に浮かぶ島「粟島」に漂着するプラスチックごみを回収する活動「Awashima Heart Project」を2023年に発足し、活動をスタートしました。

昨年に続く第二回目「Awashima Heart Project 2024」は5月13日(月)~5月15日(水)の3日間にわたり開催しました。今年はさらに環境の輪が広がり、香川県などで公民連携事業を行う 穴吹エンタープライズ と、海洋プラスチックを「新しい形の資源」として捉え、内装材やプロダクトに変換する事業を展開する REMARE もプロジェクトパートナーに加わりました。

今年からは、収集した海洋ごみはただ焼却するのではなく、活用する取り組みを始めています。集められた約1トンの海洋ごみの一部は、プロジェクトパートナーの REMARE がアップサイクルをし別のプロダクトに生まれ変わらせます。

また、海洋ごみを材料としアート作品を制作するアーティストの谷口茉優さんにも本プロジェクトに参加していただきました。谷口さんには、回収したブイを中心にアート作品を制作していただく予定で、どちらも新たな視点で環境保護について考えるきっかけになることを期待しています。

DAY1

1日目は、粟島の西向きに広がる西浜海岸をプロジェクトメンバー全員でクリーンアップ。

ペットボトルをはじめ、カゴやレジャーシートなどの大きなプラスチックごみ、 巨大なブイ(浮標)など、さまざまな種類のごみを回収しました。

DAY2

2日目は、3班に分かれて馬城八幡神社の参道脇、馬城の浜、下新田の浜をクリーンアップ。 参道の奥には廃棄されたブイの数々、砂浜では細かなプラスチックごみを見つけました。

三豊市の山下市長も活動を視察され、アニエスベージャパン代表取締役社長で、タラ オセアン ジャパンの理事の一人でもある、ローラン・パトゥイエと、粟島に山積する海洋プラスチックごみの問題について、話し合いをしました。

マイクロプラスチックを見てみよう!

海洋ごみ拾いの後は、タラ オセアン ジャパンによる、マイクロプラスチック採取体験。 50cm角で仕切った海岸の砂をふるいにかけて、さらに海水につけると、カラフルで小さなプラスチックが浮かんできました…!歩いていると目に見えないプラスチックが目に見えた瞬間です。

アップサイクルができること、できないこと

 

今回新たにプロジェクトパートナーとなった REMARE の協力のもと、カラープラスチックごみをプロダクトにアップサイクルさせます。
色別に分けたプラスチックごみを下洗い。これが大変な作業…。
焼却するしかなかった海洋プラスチックごみが、アップサイクルされ、新たなプロダクトに生まれ変わるのが楽しみです。
 
しかし、この色分けや洗浄作業、さらにこの後アップサイクルにかかる時間や工程を考えると、「アップサイクルをすれば解決するわけではない」と感じた出来事でした

DAY3

海洋ごみを粟島から三豊市の本島へ

 

ペットボトル3000本を含む約1トンにのぼった海洋ごみ(一部はアップサイクルや展示/アート作品に)を、粟島からフェリーで三豊市の本島へ送り出します。人が乗りきらないほどのごみがたった3日間で集まりましたが、これが全てのごみではありません。
 
Awashima Heart Projectは「粟島の海洋ごみをゼロに」を目指し、今後も活動を継続していきます。
しかし海から漂着するごみがある以上、「粟島の海洋ごみをゼロに」するためには、粟島だけの活動では足りません。
多くの人が、プラスチックを使用すること、特に”使い捨て”プラスチックの使用を見直す必要があると感じました。
 
6月5日は世界環境デー(World Environment Day)、6月8日は世界海洋デー(World Oceans Day)です。
皆さんも、「使い捨てプラスチックの消費を減らす」など、身近なところから、小さなことからでも始めてみませんか?

ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部について

1901年にアメリカ合衆国カンザス州ウィチタでW.C.コールマンが創業した総合アウトドアブランド「コールマン®」、およびフランスのアウトドアメーカー「キャンピングガス®」の各種製品の企画・製造、輸入および国内販売を行っています。「地球にやさしいキャンパーになって、未来を灯そう。」のコンセプトのもと、自然や人との心のつながりを大切にする社会を目指しています。

Twitter:@Coleman_Japan
Instagram:@coleman_japan

穴吹エンタープライズについて

1987年に設立。公民連携事業(指定管理者施設:12 施設・受託事業:4 事業)を中核に、ホテル事業、スポーツ健康増進事業、サービスエリア事業を香川県、徳島県、岡山県にて展開しています。

 

REMAREについて

2021年設立。re:「再」mare:「海」 海洋プラスチックを「新しい形の資源」として捉え、内装材やプロダクトに変換する事業を展開。活動を通じて、「現代における、新しい自然の形とは何か」ということを、問いかけ続けていきたいと考えています。

 

一般社団法人タラオセアンジャパンとは

ブランド創設者のアニエスベーが2003年に“Tara Océan(タラ オセアン)” プロジェクトを立ち上げ、その後、フランスではじめて海に特化した公益財団法人と認定されました。“タラ オセアン ジャパン”は、この法人の日本支部です。

タラ オセアンでは、世界中の海を「科学探査船 タラ号」で科学者とアーティストと航海し、地球温暖化やマイクロプラスチックをはじめとするさまざまな環境的脅威が海洋に与える影響の研究を2003年から進めています。科学分野では世界中の著名な研究所や科学者と協力し、海洋の科学的知見の集積に貢献してきました。また、アーティストもともに海を旅して活動することで、科学×アート×教育の力で、見えない海の世界を理解し可視化し、海を守ることの重要性を発信しています。

Twitter:@TaraOcean_JP
Instagram:@fondationtaraocean_japan

NEWS

海のSDGs映画祭2024

6/1(土)〜6/8(土)の期間で、海のSDGs映画祭2024(https://kanatomoko.jp/sdgsff/)が東京・渋谷の国連大学、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催されます。

6/8(土)の世界海洋デーには、アニエスべージャパン、タラ オセアン ジャパンが日本語吹替版を共同制作した 「マイクロプラスチック・ストーリー 〜ぼくらが作る2050年〜」の映画上映が行われます。

 

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